元ペットショップ店長の戯れ言

数年前まで、ペットショップで店長をしていた経験を元に、犬との生活のアレヤコレヤを綴っていきます

人用のシャンプーを犬につかってはダメ!?シャンプーの仕方

犬もこまめな手入れが必要です。シャンプーは何を使ったら良いのか、シャンプーはどのようにしたらいいのか、そもそもシャンプーの必要性はあるのか。シャンプーに関することを簡単に紹介します。

犬にとってのシャンプー

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犬にとってもシャンプーは必要なのでしょうか・・・。

もしシャンプーをあまりしなかったどうなるのか。まず臭くなりますね、そして被毛がべたついて少し触っただけでも手が黒くなったりします。

そんな状態の被毛を放っておいてもいいものでしょうか。単純に考えてもよくはないのは解ります。

実際、あまりシャンプーをしない犬がトリミングにやってきたりします。皮膚はボロボロでフケも浮いていたり、酷い子は皮膚が炎症を起こしていたりします。

それを考えただけでも、犬もこまめにシャンプーをしてあげるべきです。

犬の皮膚はデリケート

犬の皮膚は人間の皮膚と比べると10分の1ほどの薄さしかありません。ですので無理にゴシゴシこすったりすると簡単に皮膚が傷ついてしまいます。

ですので犬の被毛に刺激の強いものを使うのは避けましょう!

犬に使うシャンプーは専用のものを

よく昔は犬にも人間用のシャンプーを使う人が多く見られました。人用のシャンプーはドコにでも売られているので入手しやすく、臭いもいい。犬用のシャンプーが出そろっている現在でも、人用のシャンプーで十分と考えておられる方もいらっしゃるとは思います。

しかし、ちょっとまった!です。

人の皮膚は犬の皮膚に比べて丈夫です。ここに人用のシャンプーと犬用のシャンプーの大きな違いがあります。

人間用のシャンプーは洗浄力が非常に高く、毛穴から出てくる皮脂をしっかり落とすように作られています。

ある程度の脂分は必要

先も書いたとおり、人の皮膚より犬の皮膚は薄くデリケート。犬に人用のシャンプーを使ってしまうと必要以上に脂分を落としてしまいます。皮膚の上の脂は、ありすぎると酸化してしまい臭いや皮膚病の原因になりますが、逆に取り除きすぎると皮膚をコーティングしてくれないので、必要な水分が出て行ってしまいカサカサお肌に・・・。

 

人間と一緒で犬にも肌が強い・弱いがありますが、肌のトラブルが表面化するのに時間がかかります。そして肌のトラブルが出てしまうと完治するのにも時間がかかる。

少しでも健やかに犬が生活できるように、犬の皮膚のことを考えて作ってある犬用シャンプーを使われることをオススメします。

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シャンプーの手順

まずは洗い流す

被毛をぬらす前に、毛玉などを取り除いておきます。毛玉があると皮膚までちゃんと洗えません。

まずぬるま湯で犬の体全体を洗い流します。さっと湿らすのではなく、良くすすいで汚れをできる限り落としてしまいましょう。顔は犬が一番ぬれるのを嫌がる場所です。耳に水が入らないように、立ち耳の犬は耳の穴を指でふさぎながらゆっくり洗います。

このときシャワーを高い位置からかけてしまうと水音におびえる子もいるので、シャワーヘッドをなるべく犬の体にくっつけて、弱い水流で行いましょう。

忘れてはいけない肛門線

水で濡らしたら、まず肛門線を絞ります。肛門線とは肛門の両脇にある分泌物が溜まる場所で、子犬など筋肉量が足りない子は排泄の際にしっかり出し切ることが出来ないために肛門線に分泌物がたまります。これを放っておくと酷いときには炎症をおこし袋が破れてしまうことがあります。

親指と人差し指で肛門を挟み絞るように出すのですが、不安な場合は動物病院やペットの美容室に依頼しましょう。

もちろんたまらない子もいるので、絞っても出てこない子もいますよ。

絞る際の注意ですが、勢いよく出てしまうので飛び散らないように注意しましょう。かなり臭いが強いです。

洗っていきましょう!

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シャンプーを手に取り泡立ててやさしく洗い始めます。長毛種の場合ガシガシ洗ってしまうと毛が絡まってしまうので、なるべく毛の流れに沿ってもむように洗います。

脇など汚れが溜まりやすい場所は念入りに洗って下さい。足の付け根も念入りに!

足の裏のパット(肉球)は犬が汗を各部分の一つです。汚れやすいのでしっかり手のひらで洗ってあげましょう。

念入りにすすいで

泡が残っていると皮膚が炎症をおこしてしまうので、泡はしっかり洗い流しよう心がけてください。顔もしっぽも忘れずに。お腹や内股は流しずらい場所になりますので、しっかり泡が残っていないかの確認を。

洗い流したら手で被毛を押し絞るようにして水を切ります。特に長毛種は水を含みやすいので体に沿って押しもむように水を絞りましょう。

タオルでしっかり水分を取り除き被毛を乾かしていきます。

短毛種の場合は勝手に乾いてくれる場合もありますが、長毛種は放っておくと被毛が絡まるので、ブラッシングをしながらドライヤーでしっかり乾かしてあげなくてはなりません。

乾かすのは結構たいへんではありますが、ブラシを通しながら乾かすと被毛が美しくなるので頑張りましょうね。

仕上げ

耳の中の水分を取り除くことが必要ですが、無理に耳の中に綿棒や鉗子を入れることはありません。指先が入る場所だけでもよいので、ガーゼなどを指に巻き付けて水分を拭き取ってあげましょう。

まとめ

あまりシャンプーをしてこなかった犬は極端にシャンプーを嫌う子が多いです。暴れてシャンプーするのに苦労すると飼い主もシャンプーをするのがイヤになりますよね。

そうならないためにも、子犬の頃からシャンプーに馴れておいた方がいいので、子犬の頃からこまめにシャンプーをしてあげましょう。