元ペットショップ店長の戯れ言

数年前まで、ペットショップで店長をしていた経験を元に、犬との生活のアレヤコレヤを綴っていきます

ワクチン接種後は注意が必要!副作用(アナフィラキシーショック)の可能性

犬をウイルスから守ってくれるはずのワクチンですが、犬によっては”副作用”が出てしまう可能性はゼロではありません。

ワクチンの副作用に関して簡単に記しておこうと思います。

副作用が出る可能性

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自分が飼っていた犬にワクチンによる副作用が出たことは一度もありませんし、ショップで働いていた間、お店にいた子犬たち何十頭とワクチンを接種させてきましたが、副作用が出る子犬は多くはなかったです。

しかし多くはなかったですが、ゼロではありませんでした。

ワクチン接種は午前中が望ましい

ワクチンを打って20分程度で副作用は出ます。遅い子では1時間後に出る犬もいるみたいですので、半日は様子を見るようにしましょう。

ですので、ワクチン接種をうけるのであれば午前中が理想です。もし午後の受診時間にワクチンをうけ数時間後に副作用の症状を発見した場合、動物病院への再診が次の日になってしまう可能性があるからです。

午前中の場合は、午後の受診がうけられるので安心ですね。

症状が重篤の場合は午後の受診を待たず、早急に動物病院へ連絡をいれて受診するようにしましょう!

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副作用の症状

ワクチンによる副作用(アナフィラキシーショック)には様々な症状がありますので、見落とさずしっかり様子を見てあげてください。

・下痢や嘔吐

・発熱

・顔が腫れる

・チアノーゼ(舌などが真っ青になる)

・意識の混濁

などなど。

普段と少しでも違う症状が現れたら、動物病院へ連絡することをお勧めします。

重篤になると、犬の命に危険が及ぶこともあるのですから。

今までみた副作用

ショップに勤めていた時に見たことがある副作用の症状は、顔の腫れのみです。

まず瞼(まぶた)がはれぼったいな~ぐらいに感じ、みるみる目の周りや口元が腫れました。

手やマット、扉などに顔をこすりつけて痒そうにしているのを見て気付くことも・・・。

通常、数時間で腫れは引いてきましたが、ひっかいたりして目のの回りに傷を作ってしまうこともあるので、病院に行き治療される方が犬も辛くありません。本当に痒そうにするので、数時間も痒みに耐えさせるのも可愛そうですしね。

犬を買うときには確認を

犬をショップやブリーダーから買われる際、また譲り受けられる際にワクチンを接種して副作用が出なかったかを聞いておかれたほうが良いです。

通常、ショップの場合は伝えてくれるはずですが、伝達ミスなども考えられるので何も言われなかった場合も、こちらから問い合わせておいた方が安心です。

今まで副作用が出たことがある場合

ワクチンの副作用が出たことがある犬はワクチンが打てないかというと、そうではありません。ワクチンメーカーを変えれば副作用が出ない可能性があります。

取り扱っているワクチンの種類が多くはない動物病院がほとんどだと思います。かかりつけの動物病院で扱っているワクチンで過去、副作用が出た経験があるのであれば他のワクチンが取り寄せ可能かを病院に問い合わせましょう。不可能な場合は、違う病院でワクチン接種するしかありません。

今まで出なかったから大丈夫?

そんなことはありません。アナフィラキシーショックは今まで大丈夫だったものでも起こる危険はあります。ですので、ワクチン後は様子をしっかり見てあげる必要があるのです。

毎年1回のワクチンの必要性

実はウイルスの抗体は1年で無くなってしまうのかというと、そうではありません。どれくらい抗体があり続けるかは犬によって違います。

2年保持し続ける犬もいれば、3年保持する犬も・・・。

ただし「レプトスピラ感染症」に関しては、おおよそ1年で抗体が無くなると獣医師から聞いたことがあります。

抗体検査

ワクチンを毎年接種することに抵抗がある・副作用の心配がある場合は「抗体検査」をして、いま犬の体に何のウイルスの抗体があるのかを知ることが可能。

十分に抗体があるのであれば、ワクチン接種をしなくても良いということになります。

ただ「抗体検査」の検査料はワクチン接種料より高い場合が・・・。

ホテル利用やイベント参加

犬のホテルを利用する際やドッグイベント参加・ドッグラン利用などの際に「1年以内のワクチン接種証明書」が必要となることが多いです。

このような場合、原則として「ワクチン接種証明書」が必要ですが、ショップやイベント主催者の融通がきく場合があります。副作用などのためにという理由を説明し、抗体検査の結果表でも良いかどうかを問い合わせてみて下さい。

ペットホテルなどの場合は、融通のきくショップを探すべきです。

狂犬病ワクチンの場合

狂犬病ワクチンの場合は「狂犬病予防法」という法律で、毎年1回狂犬病の予防注射を受けなければならないと決まっているので、融通はきかないと思っておいた方がいいです。

まとめ

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犬の体を守るはずのものが、逆に犬を危険にしてしまう可能性を含んでいる。しかし、ワクチンをうたなければ病気が心配・・・。

どうするべきかを決めるのは飼い主です。獣医師と相談しながら、しっかり考えてワクチンスケジュールをくみましょう。